完成した住宅のトラブルなどは、もちろん回避したいものです。トラブルが生じるかどうかは、やはり大工の技術に左右される傾向があります。もちろん高い技術を備えている大工なら、良い住宅を作ってくれると見込まれるでしょう。
では、どうやって大工の技術を見極められるかというと、見学会です。住宅の各業者は、見学会などのイベントを随時開催しています。そこに足を運んで、技術は問題なさそうかどうかを見極めてみるのです。
着眼点は、巾木という箇所です。建物内の一番下の部分にある、2つの木材が交わっている箇所です。
その箇所に隙間が空いているかどうかは、確認してみると良いでしょう。もしも2つの巾木の間に、小さな隙間が空いている場合は、要注意なのです。
丁寧な仕事をしてくれる大工なら、その2つの木の間には隙間がありません。隙間があるのは、手抜き工事が考えられるのです。
つまり見学会に行って、その隙間の有無を確認してみる訳です。それを怠らなければ、無難な住宅を作れる傾向があります。