両親の老後の住まいをリフォーム

我が家は築40年の木造建築でした。何しろ祖父母と両親、孫世代の私たちが3人兄弟と言うこともあって田舎ながらの大きな木造建築でした。農業も営んでいたので昔ながらの農機具を収容するような納屋があり、本当に大きな家だったと思います。しかしながら祖父母がなくなり、私たちも独立することになって60歳を過ぎた時に両親が2人で生活をすることになりました。あまりにも大きすぎるのでどのように生活しようかと悩んでいたところ、少しダウンサイジングをしてリフォームをすることになったのです。もちろん、老後の住まいとして両親は平屋で農機具の収容場所も必要なくなりますし、私たちが里帰りするときの大きなリビングがあれば特に問題ない生活になります。

それぞれがこだわったところがあるのですが父親はなんといっても趣味のゴルフを思う存分楽しむために大きな敷地の中にちょっとした練習ができるスペースを設けて、近所の方々を招いてはゴルフ談議に花を咲かすことができることをイメージした庭になっています。私自身もゴルフをするのでこのゴルフのスペースについてはうらやましい限りです。また、母親についてはお花をしていますので和室は必ず確保したいと言うことで、12畳の和室を作り、知り合いを招いてはお花を楽しむ生活を行っています。
そして私がうらやましいと思うのはなんといってもお風呂でしょうか。田舎ならではの外が見えるお風呂で、浴室乾燥や浴室暖房などもあり冬場でも老後を安心してお風呂に入れる作りになっています。

そして敷地が広いこともあって、車がないと厳しいこともあり、父親と母親が1台ずつ車を駐車することができるスペースも設けています。
都心部ではぜいたくな作りかもしれませんが田舎では誰もこれを贅沢とは呼ばず利便性が高いリフォームの仕方だなと思っていただけるようで変な噂も立たず安心しています。
老後の住まいについてはこれだけ贅沢をできると羨ましくもある限りだと思います。