新築を作る時に、ある程度の予算を考えることになります。その時、これぐらいでいいだろうと思うと足りなくなることがあります。大体予算というのは、多めに組んでおくといいですね。多めにすることにより、余裕を持って作ることができます。
私の場合も、新築に関する予算として決めていました。しかし新築を考えていると、ますます増えて行くようになったのです。それはなんといっても、自分の作りたい家にしたいからです。ここでは、予算をオーバーしても作りたい家にして良かったことについてお話します。
庭作りでオーバーした
庭を作る時に、その予算としてあまり考えていないことに気づきました。庭のことを、真剣に捉えていないところがあったのです。そのことについて、とても反省しています。
庭というのは、その家の一部なのです。人によると、家本体よりも大事ということもあるほどです。そのことからも、庭作りについてきちんとした予算を作っておくとよかったと思いました。
庭の打ち合わせの時に、こんな庭にしたいと思うことがありました。ところが、その庭を作ると予算をかなりオーバーしてしまうのです。しかしそれを断念しないで良かったと思っています。
予算をオーバーしたのは、芝生の面積を少なくした結果、その芝生に当たるところをタイルにしたことです。そしてそれは、本当に良かったです。タイルにすることにより、庭にアクセントを持たせることができます。
また、歩きやすいです。特に雨が降った翌日等はそのタイルの上を歩くことにより靴が汚れることがありません。見た目もいいし、手入れも楽になり予算オーバーしても作ってよかったと思っています。
造作の棚を作った
家具を買うよりも、作りおきの家具がいいと思っていました。しかしそれも、予算がオーバーしてしまいます。そのこともどうしようと思ったのですが、地震のことを思い、倒れない収納棚を作り安全で過ごすことができると感じています。また、家のテイストに合わせた家具ができるので見た目もおしゃれになります。たとえば、木の色と言ってもナチュラルな薄いベージュからブラックウォールナットのような濃い目のブラウンなどあるので造作の家具も同じ色味にするだけで雰囲気が良くなります。
予算オーバーになると返済が難しくなります。だから、予算オーバーになっても欲しいと思える箇所とそうでないものをはっきり分けて余計な費用をかけない家づくりを目指してください。